オーガニックシャンプーは本当に良いのか?【日本と海外の認識の違い】

最近ではオーガニックシャンプーがかなり増えてきましたが

オーガニックシャンプーは本当に良いのか?ということについて私の見解を書きたいと思います

まず、海外シャンプーによく使われているラウレス硫酸について説明したいと思います

日本では嫌厭されるラウレス硫酸ですが、海外のシャンプー、しかもオーガニック系のものに多く使われています

これは日本と海外の基本的な考え方の違いにあります

では海外のオーガニック基準はどこに重点を置いているのでしょう

それは安全性

例をあげると

昔はけっこう使われていたラウリル硫酸Naという成分があります

この成分は分子が小さくて皮膚に浸透しやすく肌トラブルの原因になっていました

この成分にPOE(ポリオキシエチレン)という分子を加える事で大きさを大きくし

洗浄力を落とさず、肌に浸透しにくい成分に改良したのがラウレス硫酸Naです
(ラウリル系のシャンプーは今、日本にはほとんどありませんが、絶対使ってはダメです!)

ラウレス硫酸が海外オーガニックシャンプーでは多く使われています

それは安価で安全性があるからです

しかし、その改良されたラウレス硫酸でさえも日本人には洗浄力や刺激が強く、肌トラブルの原因になります

そこで、日本ではこのラウレス硫酸は嫌厭され、より刺激の少ないアミノ酸をベースの良いシャンプーが作られてきました

とは言うものの、良いアミノ酸は高価です
自然とシャンプーも高くなります

市販では安いシャンプーでなくては売れません

しかし安く作ろうと思えば、髪がギシギシになります

海外の人はそれでも良いかもしれませんが日本だとそれでは売れません

そこでそのギシギシを解消するために混ぜられたのがシリコーンです

詳しくは以前の記事を

担当美容師さんも意外と教えてくれない髪の事「ノンシリコンシャンプーの本当のところ」
最近、ノンシリコンシャンプーという物がたくさん出てきましたね これは我々美容師がずっと言い続けてきたものが皆さんが意識してくださった結...

現在、大きく分類分けをするとしたら

海外のオーガニックのが日本のシャンプーより良いと思われていますが少し違います

日本人のために作られた良いシャンプーは海外のオーガニックより断然良いです

海外のシャンプーの良し悪しはオーガニック認定されているかされていないというところで決められます

日本にはオーガニックの明確な基準はありません
各メーカーに委ねられているという意味の分からない状態です
(ボタニカルに限っては論外です)

我々美容師から見ると、海外のオーガニック認定基準より、日本の美容界にはもう一段階上に見えない線引きがあります

これは公なものではありませんが、ケミカルの勉強をしている美容師さんであれば分かると思います

ドラッグストアで売られるような安いノンシリコンシャンプーと海外のオーガニックシャンプーには対した差はありません

日本で売られるシャンプーは今や当たり前のように最低限安全でしょう

海外はまだまだ安全性の低いものがたくさんあるという事なのです(日本には少ない)

日本のシャンプーはもう少し上の段階でモノを考えた方が良いでしょう

髪を修復する

これはシリコーンやポリマーでコーティングするような上辺のものでなく

本当に補修効果のあるシャンプーが日本の良いシャンプーです

海外の良いシャンプーは「安全」かどうかというのが基準だという事

日本の良いシャンプーはその「安全基準」を満たしているのは当たり前で、髪を良くすることや育毛効果があるというもう一段上のレベルで考えられているという事

多少差はありますが

私のイメージではこんな感じです(上から悪くて下に行くほど良い)

・海外のオーガニック非認定シャンプー

・日本のコーティング入シャンプー

・海外のオーガニック認定シャンプー日本の多くの市販のノンシリコンシャンプー

・日本の良いシャンプー

シャンプーはスキンケアと同じ感じで考えていただければ良いと思います

海外のオーガニックシャンプーで洗うのは顔を石鹸で洗ってる感じだと思ってもらえれば良いと思います

それが好きな人もいるし、もっとモノを使いたいと思う人もいる

オーガニックというものがなんなのかという事を分かって使っていれば良いと思います

ただし、オーガニックシャンプー=良いとは考えない方が良いでしょう

まとめ

海外のオーガニック基準は人や環境に「安全」かどうかというもの。その先にある「髪に良いか悪いか」というのとは別物

日本発の良いシャンプーはかなり優秀

ラウレス硫酸は海外だと安価で安全だということで一番ポピュラーな洗浄成分だが日本人には強い

アトピーの人は脂を取り過ぎてしまうオーガニックより相性のいいアミノ酸系のが程よく保湿してくれるのでかゆくならない

界面活性剤はどんな良いものでも残るとかゆくなるので良く洗い流す事

ラウレス硫酸自体がダメなわけではない。使われている量の問題(メーン成分かどうか)

「オーガニック成分配合」はオーガニック製品ではない!(一滴入れても配合

なかなか分かりにくいものではありますが、少しでも役に立っていただければ幸いです

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